マイマイクのお話
マイマイク欲しいなー!と思っていた若かりし頃。
30代になって、その熱があがり
2013年の終わり頃、SHUREのBETA87Aを購入しました。
尊敬するアーティストさんが使っていて良さそう。という
なんとも安易な決め方だったんですけど(笑)
定番のSHUREのSM58と比べたら
それはそれは驚くくらいの精度で。
あぁ、マイマイク買ってよかったなーと思ってはいたのですが
妊娠出産を経て、私は妊娠前の様には歌えなくなり
(そりゃそうだ、練習時間が違いすぎる)
うまく歌えないなー…とへこむ日々が続き
「そうだ、高いマイク買おう」
となって今のマイクを買いました。
本人の出来が悪いから、マイクになんとかしてもらおう。と。
なんて安易(2度目)
といっても、そんな10万を超えるようなマイクは買えません。
そして、買い直しはできない。そんな金はないのだ。
そこで、失敗したくない私はひたすらレビューをチェック。
なぜならば…マイクってお試しできないから購入一発勝負。
試し弾き!ならぬ、試し歌い!をしたいけれどないものね…。
特に今のご時世難しいもんね…。
で、お値段に兼ねあう中でめっちゃ探して、レビューを読み漁り
多分これかな…という、NEUMMAN KMS104 PLUSを買ってみよう。
となったわけです。
(見た目もめっちゃ好みだった。ニッケル)
KMS104、105とも悩んだんだけど決め手は”女性ボーカルの最適化”
以下、公式ホームページより抜粋
※KMS 104 plus の特徴は、KMS 104 と比較して、
より低域の周波数レスポンスが拡張されています。
プロのミュージシャンとの緊密な協力により
広範な実用的なテストができたことで、KMS 104 plus は
ロックやポップの分野での女性の声の必要条件を満たすべく、特別に最適化されました。
女性用に特別に最適化…。マイクでそんなんあったっけ?
それは、ちょっと使ってみたい。
そして女性のプロシンガーの方達も結構使ってる。
なんなら好きなシンガーさんも使ってるし、これだな。と。
なんて安易…(3回目)
というわけで、購入しました。
購入した結果は…。未だ攻略中です(笑)
PAの方には「難しいマイクだ」と言われる事が圧倒的に多いです。
私も思う(笑)
というか、私がうまく使えてないから難しいマイクになっちゃってるのかな?
そう考えると、PAの方にはその度申し訳なくもなるんだけど
個人的には楽になったり、出したい部分が出せるようになったりと
メリットの方が大きいので、これからもごめんなさいの気持ちと共に使っていきます(笑)
低音は間違いなく今までよりラクに歌えるようになった。
小さく歌っても最大限で拾ってくれる。
高音は私の声質で考えると、ちょっとキンキンする。
でも、腹式ばっちりで出せてるとあんまり気にならない不思議。
何よりも、息遣いが非常に繊細にマイクに乗る。
87も結構乗ってたんだけど、それ以上に好みに乗る。
空気感まで、思った通りに外音に乗る。
これだけでも買った意味ある!!!
というわけで、私の中ではお高い買い物でしたし
まだ使いこなせているとは言えないけれど、もう手放せない子になっております。
余談ですが、もう1本、AKGのD5というのを持っています。
ダイナミックは1本持っておこうかな。
でも58はどこにでもあるから、ちょっと違う趣向のにしよう!
ということでリーズナブルさにもひかれ買ってみましたが
ごくごく素直なマイクで抜けが良いです。
可もなく不可もなく、好き。
はー…宝くじ当たったら欲しいマイクたくさん買うんだ。
そして試しに歌い比べできるスペース作るんだ。
そしたら、みんな自分の好きなマイクを心置きなく買えるのにねぇ。
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